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EagleでModelSourceを利用する方法

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EagleでModelSource上の部品ライブラリを使用する方法についてまとめました。部品ライブラリの作成に手間取っていたEagleユーザの皆さん、8万点の電子部品のライブラリが無料で使えるModelSourceを、ぜひお試しください。


DesignSpark PCB - バス機能の概要

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バス機能の概要

このKnowledgeでは、ユーザーコミュニティの要望に答えて導入された、DesignSpark PCB Ver.5の新機能の一つである「バス機能」の概要を紹介します。

バスとは?

バスとは、回路図内でデータ信号が集積している部分を表しています。回路図内にある全ての配線や、それぞれのピンへの配線を、バスで代わりに表すことによって、回路図が煩雑になるのを防ぐことができます。部品のピンから、信号の送信経路であるバスへ配線を行うことができます。

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バスには、オープンとクローズの二種類があります。クローズ・バスは、バスに沿って並んだ配線名称が、バスの中へと組み込まれています。これらの配線は母線に接続されている時のみ使われるのに対し、オープン・バスはどの配線もまとめることができます。

機能の場所

バス機能を簡単に使用するために、回路図画面に新しいショートカットキーを加えました。同様に、CTRL+Bでもバス機能を利用することができます。

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バスを追加する方法

既に回路図上に存在しているバスと同じ形状のものを追加する場合は、以下の手順を踏む前に、回路図上のバスを選択してください。これによって、選択したバスと同じ幅、まとまった配線名称を持つ新しいバスを作成することができます。

Menu > Add> Bus を選択するか、Busアイコンを選択してください。

  1. 次に作業グリッドを設定してください(Help>Contents>Search>Grids)。バスの角は、作業グリッドに比例した幅で設定(?)されます。またCTRL+Gを用いても、作業グリッドに比例した幅変更をいつでも行うことができます。
  2. バスの開始位置を設定してください。開始位置からカーソルを動かしていくことによって、未固定のセグメントを描くことができます。バスが事前に選択されていない場合は、最後にバス機能を使用した際の設定がそのまま適用されます。ここでの設定は、基本のバス設定として次回バス機能を使用する際に適用されます。バスを追加している時に設定変更を行うためには、ショートカットメニューのchange the styleをクリックしてください。
  3. カーソルを次の角に合わせると、未固定の角のグリッド位置がステータスバーに現れます。  (refer to Help > Contents > Search > Status Bar)
  4. 挿入されたセグメントの形状を修正するためには、ショートカットメニューを右クリックしてください。バスの角を丸める際は、セグメントモードのMitre機能を使いましょう。これらのショートカットキーについては、Editing Shape Segmentsを参照してください(refer to Help>Contents>Search>Editing Shape Segments)。
  5. クリックしてバスの角を設定します。未固定のセグメントは母線の一部として固定され、新しい未固定のセグメントが次の角へと追加されます。クリックするごとに新しい角が付け加えられていきます。
  6. 左クリック二回で、バスを終了させることができます。

終了する場合、または間違えたため新しく開始しなければいけない場合は、ESCキーで行うことができます。

詳細について

クローズ・バスや複数のバスの設定方法、バスへの配線方法、バスの配線名称を表示させる方法などについては、Help>Contents>Search>Add Busを参照してください。

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DesignSpark PCB:デザインルールチェック

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本記事では、DesignSpark PCBのデザインルールチェック(DRC)について説明します。DRCは、PCB Main Menu>Tools>Design Rule Checkから利用することができます。

基板レイアウト設計ではいくつか禁止事項があります。配線パターン同士を交差させてはいけませんし、配線パターンやパッドの間に最低限の間隔が保たれていなければなりません。さらに全ての配線が互いにきちんと接続されていることも確認する必要があります。

これらの問題をチェックするのに、デザインルールチェック(DRC機能を使います。チェックに用いるクリアランス(間隔)は、Design Technology設定ウィンドウにあるSpacingsタブ上で設定します。

DRCでエラーが検出された場合、対応するエラーコードとエラーマーカーが回路図に表示されます。これによって、ユーザーはエラーの特定・修正を行うことができます。エラーマーカーはインタラクションバーのGoto Barに含まれており、回路図上のマーカーを見つけるのに役立ちます。

ルール違反の修正時、配線を変更したり部品を移動させる場合には、Measure Gapツールが役立ちます。測定機能がエラーの原因を正確に評価する際、精度設定が低すぎないか注意してください。たとえば、間隔が.007”に設定されており、デザインルールチェックが間隔違反を検出した場所を計ってみると、間隔が.007”であるという表示が出る場合があります。これは、単位精度がインチ単位に対して3桁に設定されていることが原因です。単位精度を4桁に設定し、再び間隔測定を行うと、実際の間隔は.0067”であるため、間隔違反として検出されます。

Design Rule Checkダイアログを利用する

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このダイアログでチェックする項目を選択します。

ダイアログは、間隔(Spacing)配線(nets)製造(manufacturing)の3つのカテゴリーに分かれています。DRCは、設計や製造上の要求に合わせて、いつでも環境設定を行うことができます。変更されたルールは、以後に備えてシステムレジストリに保存されます。

間隔(Spacings - このセクションでは、設計部品間のクリアランスを確認します。確認に含める項目にチェックをいれてください。

  • Componentsにチェックすると部品と部品の間隔を確認し、同時にboardにもチェックすると、部品から基板外形までの距離もチェックします。部品間隔の確認を行う方法に関する説明は、以下をご覧ください。

配線(Nets - このセクションは配線に関する確認を行います。

  • 設計したプリント基板の導通状態を確認するためには、Net Completionにチェックします。この機能は、Output> Reports > Net Completion Reportを選択しても同様に導通確認することができます。断線状態は設計図に表示されますが、未配線部と混同しやすいので注意してください。エラーマーカーが明るい色で強調されているかどうかを確認してください。
  • 他との接続のない配線パターンをチェックするためには、Dangling Tracks機能を使います。この機能は、パッドの外側に配線されたり、もしくは途中で切れているような不完全な配線パターンを検出します。

製造(Manufacturing- このセクションは、製造プロセスに影響しうる潜在的な問題をチェックします。

  • Drill Breakout - パッド幅がドリル直径以上であることをチェック
  • Drill Backoff - 太い配線パターンがドリル穴を覆っていないかをチェック
  • Copper Text Outside Board - 全ての銅箔がボード内に配置されていることをチェック
  • Inner Tracks on Unplated Pads - めっきのされてないパッド(部品もしくはフリーパッド)のうち、ボードの内層に配線が行われていないかをチェック
  • Mirrored Text全てのテキストが読めるかどうかをチェック
  • Min Line Width配線パターンやストロークテキストなどが、最小ライン幅以上であることをチェック
  • Min Annular Ringドリル後にパッドに残っている銅やビアホールの総量を確認します。Spacingsダイアログで設定された値でチェック
  • Min Paste SizeSpacingダイアログで設定された製造幅よりも少ないはんだ用ペーストをチェック
  • Silkscreen Overlap部品パッドが部品の外周やシルクスクリーン層の文字に重なっていないかをチェック(Layerタイプが”Silk”から始まるものは、電気層で無いと想定)
  • Unplated Vias覆われていないパッドを使っているビアホールがあるかどうかをチェック
  • Vias in Padsどのビアホールがパッドに接しているかを確認するために、同じ配線上にパッドがあるビアホールをチェック(間隔は適用されず、ビアホールが実際にパッドに接している部分のみエラーマーカーが付きます)

デザインルール違反のリストアップしたレポートが作成されます。

Delete Errorsボタンは設計基板上の全てのエラーマークを取り除きます。

チェックを始めるためにはCheckを押します。

エラーマーカー

ある二つの部品間に複数のエラーがあった場合、最初のエラーのみが報告されます。これは、大きな基板を設計した場合でも、レポートを小さく見やすくするためです。全てのエラーが解消されるまでチェッカーが動作するので、エラーを見落とす心配はありません。このような複数のエラーは、配線間のミスによって生じることが最も多いので、注意してください。

デザインルールチェックが完了し、いくつかのエラーが検出された場合、View > Goto > Next Errorもしくは View > Goto > Prev Errorを用いて、エラーを順番に確認できます。また、Goto Bar上のErrorブラウザでも、エラーマーカーを確認することができます。

それぞれのエラーは、原因となっている部品同士を”―”で繋いだテキストとして表示されます。表示の際、必要に応じて画面中央に移動したり適切なサイズに拡大されたりします。また、エラーの種類もテキストで表示されます。例えば、T-Tは配線エラーを示すマーカーです。

エラーマーカーを解消するためには、適切な編集を行って再びチェッカーを作動させるか、Design Rules Checkダイアログ上にあるDelete Errorsを押すことで、(画面を見やすくするために)一時的にそれらのエラーマーカーを消去します。また、ショートカットメニューからDeleteを選択することで、個別にエラーマーカーを消去することもできます。

ほとんどのエラーマーカーは、以下の文字を組み合わせて作成されます。

  • B:基板(Board)
  • C:銅箔(Copper)
  • Cm:部品(Component)
  • D:ドリル穴(Drill Hole)
  • P:パッド(Pad)
  • T:配線(Track)
  • V:ビア(Via)
  • X:テキスト(Text)

例えば、”T-P”は配線-パッド間の違反を表しています。

以下のエラーは単体のコードによって表されます。

  • AR:(Pad or Via Annular Ring)
  • DT:未接続トラック(Dangling Track)
  • LW:線幅(Line Width (shapes and text))
  • MX:反転テキスト(Mirrored Text)
  • NC:未完成配線(Net Completion)
  • PS:ペーストサイズ(Paste Size)
  • SPN:単一端子(Single Pin)
  • TW:単一端子(Single Pin)
  • XB:基板外の銅箔(Copper Text Outside Board Outline)

コンポーネント間の確認

コンポーネント間のチェックは、何が部品の’本体’かをソフトウェアが決めることによってなされます。デフォルトでは、同一面上のボードに存在している、部品やパッドの周りを囲む全ての仕切り、そして反対面にあるパッドの外周を囲む仕切りを用いています(スルーホール部品のチェックのため)。

Design Technologyダイアログの、”Layer Type””Placement Shapes”を編集することによって、部品本体として使う形状の定義を指定することができます。

計測器“春のキャンペーン”が色々始まりました

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 Tel 0120-421-345(042-656-7832)
 Fax 0120-421-678(042-656-7840)
 Email contact_japan@agilent.com
 Web www.agilent.co.jp

 受付時間:9:00-18:00(土・日・祭日を除く)

DesignSpark PCB ver 5

Crossoverを用いてMacでDesignSparkをインストールする方法

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こちらの英語ブログからの翻訳です)
今回、DesignSpark PCBMac上でどうにか起動することができたので、皆様にもその方法を共有したいと思います!

まず初めに、Crossoverと、DesignSpark PCBの最新のインストーラをダウンロードします。

Crossoverは、Windows用のソフトをmac上で動作させるためのソフトウェアです。大変便利なソフトではありますが、無料ではありません。前回私がチェックした時は、38£(年間保証付き) もしくは25£(月間保証付き)となっていました(自分のPCにインストールする際はトライアル版を使いました)。DesignSpark PCBのようなソフトやほとんどのWindows用ソフトをインストールすることができることを考えると、個人的には買う価値があると思います!

デスクトップに”DesignSpark”という名前のフォルダを作成し、その中にWindowsDesignSpark PCBのインストーラを入れましょう。

同様に、”Support Files”という名前のフォルダを”DesignSpark”というフォルダの中に作成してください。

Crossoverを起動すると、このような画面が出てくると思います。

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“Install Windows Software”を選択してください。

このようなウィンドウが出てくるはずです。

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一番上にある検索スペースに”DesignSpark”と打ちこんでも、何も出てこないと思います。

“Other Application”を選択し、”Proceed”を選ぶと、このようなウィンドウが出てくるはずです。

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“Choose Installer File”を選び、あらかじめダウンロードしておいたDesignSparkのインストーラを開き、”Use This Installer”を選ぶと、このような画面になるはずです。

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“Install”をクリックしましょう。
数秒後に、Windows上で起動した場合と同じようなインストール画面が開くと思います。規約に同意し、ユーザー名と企業名を打ち込みましょう(もし企業に勤めていない場合は、N/Aと打ち込めば大丈夫です)。すると、このような画面が出てくるはずです。

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“Browse”を選択し、デスクトップ上の”Design Spark”という名前のフォルダを選択して開きましょう。このウィンドウは普段macで見られる画面とは少し異なりますが、”My Mac Desktop”は名前が異なるだけで通常のデスクトップと同じものです。“Next”をクリックしましょう。

次のインストール画面で”Browse”をもう一度クリックしますが、今回は”DesignSpark”フォルダ内にある”Support Files”フォルダを選びましょう。

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“Next”を二回クリックすると、DesignSpark PCBのインストールが開始されるはずです。

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終了するとこのような画面がでてきます。

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 これで、インストールは完了です。”Launch the application now”のチェックを外し、”Finish”をクリックしましょう。

少しずつ面白くなってきましたね。crossover上で、メニューバーから"Programs > Design Spark > Design Spark PCB Data"を選択すると、いわゆる”Wine Explorer”が起動します。左側のファイルがツリー構造になっている部分から、デスクトップにある”Design Spark”のフォルダを選びましょう。

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画面上部にある”DesignSpark”と書いてある検索スペースをクリックすると、表示がファイルの場所に変わるので、コマンドキーとCを同時に押してこれをコピーしましょう。

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Crossoverに戻り、一度終了した後再び起動すると、ホーム画面が出てくるので、”Run Installed Software”を選びましょう。ファインダーから”Design Spark PCB.app”を選択すると、以下のような”Download Support Data”というエラー画面が出てくるはずです。

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“http://designspark.eu/data/”を、先ほどwineからコピーしてきたURLに変更し、”OK”をクリックしましょう。

DesignSpark PCBがアップデートを行うかどうか聞いてくると思うので、”Yes”をクリックしてから”OK”を選びましょう。

お疲れ様でした!これでやっと、crossoverを用いてmac上でDesignSpark PCBを起動することができます。通常通りアクティベーションを行えば、DesignSpark PCBを使用することができます。Crossover > "Run Installed Software" > DesignSpark PCB.appという流れで、再びDesignSpark PCBを起動することができます。

【注意】Mac上でDesignSpark PCBを起動すると時々うまく作動しない場合があります。DesignSpark が動作を停止した場合に、作業が保存されていないとデータが失われてしまうので、定期的にファイルの保存を行ってください。私、RS components、および他の関係者は、ソフトウェアの停止によってデータが失われてしまった場合、一切責任を負いかねます。

Mac上でDesignSpark PCBが起動している様子

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TUTORIALを読んで頂きありがとうございました!何か質問・コメント等あればお気軽に聞いてください!

楽しんで基板設計に臨んでください!

Oxford Raspberry Jam - 2013年1月

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(本記事はこちらの英語ブログの翻訳です)

2013年に開催された最初のRaspberry Jam Oxfordは素晴らしい結果に終わりました!すべての参加者にお礼を申し上げます。

Raspberry JamではRaspberry Piに熱狂する人々や、Raspberry Piについてより詳しく学びたい人たちが集まり、どうすればRaspberry Piを最大限に活用できるかについて議論を行いました。本記事は、Raspberry Piを利用した3Dプリンターやドラムマシンのデモを含む今月のセッションについて、概要をまとめたものになります。

Raspberry Piフォトブース

最初に紹介するのは、Pete Milneによって作成されたフォトブースです。Peteは彼のRaspberry PiUSB経由でカメラに繋ぎ、カメラに対して写真を撮るようにPython命令しました。撮影された写真は、WEBサイトにアップロードされた後に特有のQRコードが添付され、写真に写っている人はQRコードをスキャンすることで、自分の携帯に写真を転送することができます(最後までPeteは正常に作動するように機器をいじっていました)。

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Raspberry Pi 3Dプリンター

Raspberry Jamの共同開催者であるAlex Gibsonは、Thames Valley RepRap Groupの支援を受けて、Raspberry Pi3Dプリンターを作成するためにここ数ヶ月間を費やしてきました。なんと、500ポンド以下の価格で自分自身の3Dプリンターを作成することができるのです。

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念のため言っておきますが、Alexは決して隠れてレゴの偽造を行おうとしているわけではありません!これはRaspberry Piでできることのほんの一例であり、本物のレゴを買った方が多分安いと思いますが、お店では買うことができないカスタム版のレゴを、いつでも自分で作ることができます。

こちらが小さなマグを印刷している様子を撮影したビデオです。

RasPIO

Alex ‘Raspi.TV’Eamesは、彼のRasPIOボードのデモを見せてくれました。このボードは8つのデジタル入出力、LEDを用いたリレー出力、アナログ入力、そしてボード上のポテンショメータ入力に対応しています。温度や光センサーのような簡単な素子が直接ボードに接続されており、読み取りを行うこともできます。

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こちらの動画がその様子になります。

Alexは他にも、二つのプレイヤーパッドを組み合わせ、LEDと指を使った簡単なスピードゲームを体験させてくれました。もしも私がメモに忙しくなければ、一人のゲーム好きとして、みんなと一緒に床の上に転がりまわっていたでしょう。Alex…これはきついですよ…最も遅い人には電気ショックなんて… :0 。

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Raspberry Pi上でのメッセージング

Will氏は、Raspberry Piの無線コントロール端末としてIM-meという子供用おもちゃを改造するという、ハードウェア・ハック的にとってもCoolなアイデアを披露してくれました。その中でWillは小電力無線を経由して、おもちゃとRaspberry Piの間でメッセージを交換する様子を見せてくれました。

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またWillは同様に、これらのおもちゃの一つから作成したスペクトル・アナライザを見せてくれました。もし同じものを作成してみたい方は、Design Sparkhblog上にAndrew Backによる記事があるので、こちらもご覧ください。

ソレノイドシーケンサ

この夜は、Peter Andrewsが自作したソレノイドシーケンサ、別名16ステップ4デバイスのドラムマシンによって、ドラム音とともに終わりを迎えました。Peterは彼のRaspberry Piを、薄いアルミ缶、鐘、ガラス瓶と瓶の蓋から構成された自作の機器に接続し、Raspberry Pi上のPythonで制御されたソレノイドによって動作させました。それから、Wifi上でAndroidのタブレットとその機器を接続し、曲を奏でるデモを披露しました。はAndroid上にシーケンサ制御用の簡単なタッチスクリーン・インターフェースを表示させ、これに触るだけで曲を奏でさせました!

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こちらがAlex "Raspi.TV" Eamesになります。

このセッションに参加してくださった皆様に感謝を申し上げます。画像や動画の画質に関しては、適切なカメラを忘れてしまい他の機器で撮影したことを、ここにお詫び申し上げます。

お近くの地域で開催されるRaspberry Jamに関する情報はこちら次は日本で開催されるかもしれません!

mbed App board and LPC11U24

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I’m not a stranger to the mbed and have written about it a few time now. However with the new Application board available I wanted to give it a go and see if i could use it for a real project. But I’m not one for taking the easy route, so lets try new and different!

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I recived my App board back in January around the same time Andrew Back did his blog that looks at what it can do. Not wanting to repeat his good work I wanted to take a different route. Designed to take the original LPC1768 ‘blue’ mbed, I wondered if and how much I could do using the low power LPC11U24 ‘Yellow’ mbed.

So I started off by looking at Andrew blog and trying to repeat the same functions as follows and see if they also work. I was pleased to see that I had no issues running most of the Demos. I started with my own code and found it easy to use the LCD and Joystick straight off. I did a little bit of code for the two potentiometer inputs thats not on the mbed side as an example and these work fine too.

At this point I started to run into some of the limiting features of the LPC11U24. For example not having a PWM output or analog output means you can dive the speaker, analog out or PWM the brightness of the RGB LEDs. However you can turn the RGB LEDs on and off without a problem. The USB can only be used in a device mode (not host a USB flash drive for example) and the ethernet is not available. However for a small embedded application you don't always need all these and so was fine with that.

The temperature sensor worked great and so did the serial interface. Speaking of which I wanted to try something not covered by Andrew, Xbee.

I posted a blog about using the Xbee back in 2012 where I used them to link my m3pi mbed powered robot back to my PC. So I decided it would be run to have the application board talk to the m3pi robot over Xbee. Having had the two devices pre configured meant I only had to fit them to the m3pi and Application board and write some code. My code would read the joystick input on the application board and send a message to the mbed on the m3pi. This worked great and with only a small hiccup when I forget to put the right jumpers on the robot. In fact it worked so well that when I showed my daughter (aged 12) who is really not interested in geeky stuff, I had to prise it out her hands she enjoyed playing with it so much!

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So in all I was very pleased to see that even with the limited features of the LPC11U24 that it could still get a lot of use out of the application board.

If you want to see other blogs like this then you can always follow me on Facebook or Twitter.

Many thanks

Paul (aka @monpjc)


Machines for Mining the Bitcoin Gold Rush

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There's a new gold rush, but this time the tools of choice are algorithms and HDL skills instead of pick axes and pans, and machines not people are doing the mining.

Bitcoin, the decentralised digital currency, has barely been out of the news of late and in recent days it reached a new high value of $266 before proceeding to plummet to under $100 — an event which has been attributed to a significant surge in interest and much increased media coverage.

The Bitcoin Project describe bitcoin as an “experimental digital currency” and there are exchanges and payment processors, along with vendors who accept the currency. However, some are going as far as treating it as an investment; a bitcoin hedge fund exists and even derivatives.

In place of a central organisation the virtual currency is built upon peer-to-peer (P2P) networks and clever use of cryptography, that together provide evidence of work done by machines, which in turn translates into bitcoins for those operating them.

Next we'll take a look at four different ways of mining bitcoins.

CPU

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At 0.2 million hashes/second there are much better uses for your Raspberry Pi

Using a general purpose processor for bitcoin mining may have been cost effective at one point in time, but as of now it's mostly considered to be a waste of hardware and electricity. To give an example, a respectable six-core AMD Phenom II X6 1100T processor clocked at 3.82GHz benchmarks at 22 million hashes/second. This may sound impressive, but as we'll come to see, these days it really isn't.

GPU

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Bitcoin mining using GPUs provides a marked performance improvement and with an AMD Radeon 6990 you could expect to achieve 750 million hashes/second. However, graphics cards with 3,072 ALUs don't come cheaply and if you invested close to £500 on such a card, when you factor in the cost of the rest of the hardware and electricity — the GPU alone can consume up to 450 watts — would you see a return? Perhaps not.

FPGA

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Using FPGAs is where it starts to get interesting and while a bitcoin mining board such as the X6500 Rev 3 only delivers at peak 400 million hashes/second, it does this while consuming a much more environmentally friendly and cost effective 17.2 watts. Put together a cluster of 20 of these boards and you have a pretty decent mining rig with a theoretical performance of 8,000 million hashes/second, that consumes less power than a single Radeon 6990 GPU.

FPGA-based bitcoin mining hardware certainly ruled the roost for a while, however, as one might have predicted attention has now shifted to custom ICs.

ASIC

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A company called Avalon have become the first to ship an ASIC-based bitcoin miner and this delivers a whopping 66,300 million hashes/second for only 620 watts power consumption, and all while costing only $1,299. However, there is a catch: you had to be in there early to get one, and a machine from the second production run and that cost $1,499 went on to exchange hands for $20,600. As crazy as this may sound, it's been suggested that the new owner will recoup their expenditure in a reasonably short time frame — that is provided the currency doesn't crash.

Other vendors have announced ASIC-based miners and Avalon have talked of a second generation chip. It will certainly be interesting to see what impact this technology has, and it could be that unless it becomes much more widely available most new wealth will be concentrated in a smaller number of people.

Money isn't everything

Bitcoin shouldn't just be about making money and as an experimental currency having fun is perhaps a more sensible objective. After all, it's still early days and you never know what's around the corner and technological or regulatory issues could cause the value of the currency to nose dive.

Andrew Back

Top image: an Avalon ASIC miner PCB assembly.

EagleでModelSourceを利用する方法

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EagleでModelSource上の部品ライブラリを使用する方法についてまとめました。部品ライブラリの作成に手間取っていたEagleユーザの皆さん、8万点の電子部品のライブラリが無料で使えるModelSourceを、ぜひお試しください。

DesignSpark PCB - バス機能の概要

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バス機能の概要

このKnowledgeでは、ユーザーコミュニティの要望に答えて導入された、DesignSpark PCB Ver.5の新機能の一つである「バス機能」の概要を紹介します。

バスとは?

バスとは、回路図内でデータ信号が集積している部分を表しています。回路図内にある全ての配線や、それぞれのピンへの配線を、バスで代わりに表すことによって、回路図が煩雑になるのを防ぐことができます。部品のピンから、信号の送信経路であるバスへ配線を行うことができます。

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バスには、オープンとクローズの二種類があります。クローズ・バスは、バスに沿って並んだ配線名称が、バスの中へと組み込まれています。これらの配線は母線に接続されている時のみ使われるのに対し、オープン・バスはどの配線もまとめることができます。

機能の場所

バス機能を簡単に使用するために、回路図画面に新しいショートカットキーを加えました。同様に、CTRL+Bでもバス機能を利用することができます。

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バスを追加する方法

既に回路図上に存在しているバスと同じ形状のものを追加する場合は、以下の手順を踏む前に、回路図上のバスを選択してください。これによって、選択したバスと同じ幅、まとまった配線名称を持つ新しいバスを作成することができます。

Menu > Add> Bus を選択するか、Busアイコンを選択してください。

  1. 次に作業グリッドを設定してください(Help>Contents>Search>Grids)。バスの角は、作業グリッドに比例した幅で設定(?)されます。またCTRL+Gを用いても、作業グリッドに比例した幅変更をいつでも行うことができます。
  2. バスの開始位置を設定してください。開始位置からカーソルを動かしていくことによって、未固定のセグメントを描くことができます。バスが事前に選択されていない場合は、最後にバス機能を使用した際の設定がそのまま適用されます。ここでの設定は、基本のバス設定として次回バス機能を使用する際に適用されます。バスを追加している時に設定変更を行うためには、ショートカットメニューのchange the styleをクリックしてください。
  3. カーソルを次の角に合わせると、未固定の角のグリッド位置がステータスバーに現れます。  (refer to Help > Contents > Search > Status Bar)
  4. 挿入されたセグメントの形状を修正するためには、ショートカットメニューを右クリックしてください。バスの角を丸める際は、セグメントモードのMitre機能を使いましょう。これらのショートカットキーについては、Editing Shape Segmentsを参照してください(refer to Help>Contents>Search>Editing Shape Segments)。
  5. クリックしてバスの角を設定します。未固定のセグメントは母線の一部として固定され、新しい未固定のセグメントが次の角へと追加されます。クリックするごとに新しい角が付け加えられていきます。
  6. 左クリック二回で、バスを終了させることができます。

終了する場合、または間違えたため新しく開始しなければいけない場合は、ESCキーで行うことができます。

詳細について

クローズ・バスや複数のバスの設定方法、バスへの配線方法、バスの配線名称を表示させる方法などについては、Help>Contents>Search>Add Busを参照してください。

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DesignSpark PCB:デザインルールチェック

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本記事では、DesignSpark PCBのデザインルールチェック(DRC)について説明します。DRCは、PCB Main Menu>Tools>Design Rule Checkから利用することができます。

基板レイアウト設計ではいくつか禁止事項があります。配線パターン同士を交差させてはいけませんし、配線パターンやパッドの間に最低限の間隔が保たれていなければなりません。さらに全ての配線が互いにきちんと接続されていることも確認する必要があります。

これらの問題をチェックするのに、デザインルールチェック(DRC機能を使います。チェックに用いるクリアランス(間隔)は、Design Technology設定ウィンドウにあるSpacingsタブ上で設定します。

DRCでエラーが検出された場合、対応するエラーコードとエラーマーカーが回路図に表示されます。これによって、ユーザーはエラーの特定・修正を行うことができます。エラーマーカーはインタラクションバーのGoto Barに含まれており、回路図上のマーカーを見つけるのに役立ちます。

ルール違反の修正時、配線を変更したり部品を移動させる場合には、Measure Gapツールが役立ちます。測定機能がエラーの原因を正確に評価する際、精度設定が低すぎないか注意してください。たとえば、間隔が.007”に設定されており、デザインルールチェックが間隔違反を検出した場所を計ってみると、間隔が.007”であるという表示が出る場合があります。これは、単位精度がインチ単位に対して3桁に設定されていることが原因です。単位精度を4桁に設定し、再び間隔測定を行うと、実際の間隔は.0067”であるため、間隔違反として検出されます。

Design Rule Checkダイアログを利用する

title

このダイアログでチェックする項目を選択します。

ダイアログは、間隔(Spacing)配線(nets)製造(manufacturing)の3つのカテゴリーに分かれています。DRCは、設計や製造上の要求に合わせて、いつでも環境設定を行うことができます。変更されたルールは、以後に備えてシステムレジストリに保存されます。

間隔(Spacings - このセクションでは、設計部品間のクリアランスを確認します。確認に含める項目にチェックをいれてください。

  • Componentsにチェックすると部品と部品の間隔を確認し、同時にboardにもチェックすると、部品から基板外形までの距離もチェックします。部品間隔の確認を行う方法に関する説明は、以下をご覧ください。

配線(Nets - このセクションは配線に関する確認を行います。

  • 設計したプリント基板の導通状態を確認するためには、Net Completionにチェックします。この機能は、Output> Reports > Net Completion Reportを選択しても同様に導通確認することができます。断線状態は設計図に表示されますが、未配線部と混同しやすいので注意してください。エラーマーカーが明るい色で強調されているかどうかを確認してください。
  • 他との接続のない配線パターンをチェックするためには、Dangling Tracks機能を使います。この機能は、パッドの外側に配線されたり、もしくは途中で切れているような不完全な配線パターンを検出します。

製造(Manufacturing- このセクションは、製造プロセスに影響しうる潜在的な問題をチェックします。

  • Drill Breakout - パッド幅がドリル直径以上であることをチェック
  • Drill Backoff - 太い配線パターンがドリル穴を覆っていないかをチェック
  • Copper Text Outside Board - 全ての銅箔がボード内に配置されていることをチェック
  • Inner Tracks on Unplated Pads - めっきのされてないパッド(部品もしくはフリーパッド)のうち、ボードの内層に配線が行われていないかをチェック
  • Mirrored Text全てのテキストが読めるかどうかをチェック
  • Min Line Width配線パターンやストロークテキストなどが、最小ライン幅以上であることをチェック
  • Min Annular Ringドリル後にパッドに残っている銅やビアホールの総量を確認します。Spacingsダイアログで設定された値でチェック
  • Min Paste SizeSpacingダイアログで設定された製造幅よりも少ないはんだ用ペーストをチェック
  • Silkscreen Overlap部品パッドが部品の外周やシルクスクリーン層の文字に重なっていないかをチェック(Layerタイプが”Silk”から始まるものは、電気層で無いと想定)
  • Unplated Vias覆われていないパッドを使っているビアホールがあるかどうかをチェック
  • Vias in Padsどのビアホールがパッドに接しているかを確認するために、同じ配線上にパッドがあるビアホールをチェック(間隔は適用されず、ビアホールが実際にパッドに接している部分のみエラーマーカーが付きます)

デザインルール違反のリストアップしたレポートが作成されます。

Delete Errorsボタンは設計基板上の全てのエラーマークを取り除きます。

チェックを始めるためにはCheckを押します。

エラーマーカー

ある二つの部品間に複数のエラーがあった場合、最初のエラーのみが報告されます。これは、大きな基板を設計した場合でも、レポートを小さく見やすくするためです。全てのエラーが解消されるまでチェッカーが動作するので、エラーを見落とす心配はありません。このような複数のエラーは、配線間のミスによって生じることが最も多いので、注意してください。

デザインルールチェックが完了し、いくつかのエラーが検出された場合、View > Goto > Next Errorもしくは View > Goto > Prev Errorを用いて、エラーを順番に確認できます。また、Goto Bar上のErrorブラウザでも、エラーマーカーを確認することができます。

それぞれのエラーは、原因となっている部品同士を”―”で繋いだテキストとして表示されます。表示の際、必要に応じて画面中央に移動したり適切なサイズに拡大されたりします。また、エラーの種類もテキストで表示されます。例えば、T-Tは配線エラーを示すマーカーです。

エラーマーカーを解消するためには、適切な編集を行って再びチェッカーを作動させるか、Design Rules Checkダイアログ上にあるDelete Errorsを押すことで、(画面を見やすくするために)一時的にそれらのエラーマーカーを消去します。また、ショートカットメニューからDeleteを選択することで、個別にエラーマーカーを消去することもできます。

ほとんどのエラーマーカーは、以下の文字を組み合わせて作成されます。

  • B:基板(Board)
  • C:銅箔(Copper)
  • Cm:部品(Component)
  • D:ドリル穴(Drill Hole)
  • P:パッド(Pad)
  • T:配線(Track)
  • V:ビア(Via)
  • X:テキスト(Text)

例えば、”T-P”は配線-パッド間の違反を表しています。

以下のエラーは単体のコードによって表されます。

  • AR:(Pad or Via Annular Ring)
  • DT:未接続トラック(Dangling Track)
  • LW:線幅(Line Width (shapes and text))
  • MX:反転テキスト(Mirrored Text)
  • NC:未完成配線(Net Completion)
  • PS:ペーストサイズ(Paste Size)
  • SPN:単一端子(Single Pin)
  • TW:単一端子(Single Pin)
  • XB:基板外の銅箔(Copper Text Outside Board Outline)

コンポーネント間の確認

コンポーネント間のチェックは、何が部品の’本体’かをソフトウェアが決めることによってなされます。デフォルトでは、同一面上のボードに存在している、部品やパッドの周りを囲む全ての仕切り、そして反対面にあるパッドの外周を囲む仕切りを用いています(スルーホール部品のチェックのため)。

Design Technologyダイアログの、”Layer Type””Placement Shapes”を編集することによって、部品本体として使う形状の定義を指定することができます。

DesignSpark PCB ver 5

パワー半導体ソリューション

PanasonicのPower Device Simulatorのご紹介

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みなさん、こんにちは。
今回はPanasonicさんの提供しているWeb Simサービス、Power Device Simulatorをご紹介します。

このツールは、Panasonicさんのパワー半導体製品の新ブランド「ENELEAD」の一機能として無償で提供されているサービスです。Web上で用途・IC・使用条件を設定するだけで、回路図・シミュレーション結果・外部部品を生成してくれるものです。手間のかかるインストールなどは不要で、アカウント登録さえすればすぐに使用できます。このツールを使うことで、大幅な作業時間の短縮が見込めると思います。それでは実際に使ってみて、どんなツールかを見ていきましょう。

3種類のツールがありますが、今回はIC Designerを使用します。

1,製品選択
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まずは製品選択です。検討機器を選択し、製品リストから製品概要を見て、自分の用途に適したものを選択します。

2,設計条件
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設計条件です。シミュレーションしたい条件を入力することができます。動作モードの選択もすることができるようです。

3,解析
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解析です。選択した部品や条件で回路が作成されます。定数や設計条件などを変更したい場合は、周辺部品をクリックすることで変更できます。
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上部の定常解析・負荷応答解析・起動波形解析をクリックすることで、各種シミュレーションが行えます。title

4.部品表
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回路に使用されている部品の確認と、部品表のダウンロードが行えます。

5.結果
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動作条件や部品リスト、設計回路図、波形図が確認できます。

以上簡単に使用してみました。使用してみて感じたことは、検討機器や製品に適した回路を簡単に参照できることだと思いました。設計条件の設定・変更なども簡単に行うことができますし、使い勝手のいいツールでした。

冒頭にも書いたとおり、インストールなどは不要なWebサービスです。少しでも興味を持った方は試しに使ってみてはいかがでしょうか。

URLはこちら
マニュアルはこちら


Raspberry Pi用拡張ボード「PiGo」

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Raspberry Pi用の拡張モジュール、世界初公開!

(注:ここで取り扱っているハードウェアおよびソフトウェアはβ版であり、PiGoが発売される前にデザインやコードが変更される可能性があることをご了承ください。)

ハードウェア

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この基板は6~24VのDC電源を入力とし、2Aまで供給可能な5V出力を生成します。さらにそれぞれのモジュールには、3.3V用の専用レギュレータが設置されています。5Vおよび3.3Vの状態は、ボードの周りに設置されたLEDによって確認することができます。

PiGoはLED・プッシュボタン・ヘッダと接続された8ピンのGPIOポートが搭載されています。

この基板はモジュールを4つ格納することができ、それぞれのモジュールは以下のものに接続されています。

  • 5V・3Vのボード電源
  • Raspberry PiのUART端子
  • Raspberry PiのSPI端子
  • Raspberry PiのI2C端子
  • I2Cポート拡張子を介した4つの専用GPIOピン

8つの補助拡張I/Oは同様にヘッダへと接続されており、合計で16本のオフボード利用のためのGPIOピンを提供しています(モジュールは残りの拡張I/Oを利用すると仮定します)。

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PiGoモジュールは、それぞれの側面に14本の単列端子台を持ち、ベースボードには両端子を利用しているため、予備端子を介して簡単にピンを接続することができます。これらのピンのうち4本は、ユーザI/Oとして指定されており、ベースボードの底部に沿ってスクリューターミナルへと接続されています。

β版のキットとして提供されてきたモジュールは以下の通りです。

  • モーター制御用もじゅーる
  • A/D ・D/A モジュール
  • Arduinoのシールド互換クローンtitle

詩作用基板が同梱されており、SOT-16サイズまでのSMT IC用の穴と場所を提供しています。この基盤は標準的な0.1”ピッチグリッドで作製されているため、試作にストリップボードを利用したり、2~4スロットにまたがってより複雑なモジュールを利用することも可能です。

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本基板は、I/O用のリボンケーブルや電源用USBケーブルを介してRaspberry Piに接続されます。

ソフトウェア

Pythonとシェルスクリプトで記述されたPiGoソフトウェアは、ブロードコムチップやI2Cのカーネル・モジュールや Pythonシリアルライブラリ、I2Cツールをインストールします。

PiGoライブラリは、GPIOの状態検出・設定を行い、UART・SPI・I2C信号を出力する簡単な機能を提供します。またデモ用のGUIアプリケーションもライブラリに含まれています。

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バッファ付きI/Oの例では、ピンの状態を把握し、それらの設定やサンプリングすることができます。

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バッファ付きI/OをOUTに設定し、7番と8番を1に設定した場合です。

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ベースボードのLEDによってI/Oの状態を確認することができます。

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ホームスクリーンに戻り、今度はA/D & D/Aを選択し、チャンネルBを1Vに設定してみましょう。

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マルチメーターを接続することで、D/Aが1V付近を出力していることを確認することができます(機器調整がされていないことによる数ミリボルトの誤差が見られることがあります)。

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ArduinoクローンモジュールやUARTに関する作業を行うために、いくつか追加の作業を行う必要があります。単純な作業であり、PiGoに付属する文書に説明が記載されています。

まとめ

PiGoは、豊富なI/Oを直観的に操作するためのライブラリが含まれた堅牢な拡張基板です。学生の実験に適しています。

モジュールの試作品に搭載されたストリップボードは特に便利な特徴であり、入力電圧によって3Vと5Vが供給可能であるため、必要に応じて自分の電源供給と合わせて調節することが可能です。最終的なPiGoハード仕様はオープンソースとしてDesignSpark PCBにも公開されるので、新しいモジュールの開発の礎としても有益でしょう。

AD/DAおよびモータ制御モジュールは、明確な利点であり、Arduinoクローンは一層面白いものとなるでしょう。しかしながら、このモジュールは、やRaspberry Piの機能をさらに拡張するArduinoシールドやソフトウェアと同時に利用されることによって、いくつかの面白い可能性へと繋がるでしょう!

ジェームス・ボンドのテーマを奏でるクワッドローター!?-群制御が切り拓く未来

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こんにちは。今回の記事では、ある一本の動画を紹介させていただきます。まず初めに、下にある動画をご覧ください。

いかがでしたか。この映像は、ペンシルバニア大学の学生であるAlex、KuritsとDanielの3人が、彼らの研究を紹介するために作製した映像です。ロボットが楽器を演奏していること自体驚くべきことですが、何よりも凄いのは、人間の操作ではなく、ロボット同士が命令を出しあうことによって、これらの動きが再現されていることです。この映像がどうやって作製されたか、そしてこの研究にどんな意義があるのかを紹介していきます。

それぞれのロボットには、4つのローターが搭載されており、それぞれのローターの回転速度を制御することによって、ロボットの動きをコントロールしています。

映像中に出てくる道具や楽器に関しても、細心の注意が払われています。例えば、ロボットが離陸するための台は、離陸したらすぐに倒れるように、円筒を縦半分にしたものを使っています。また、キーボードについても、ロボットがなるべく他の機体と間隔を保ちながら演奏できるように、工夫されたつくりになっています。

さて、それぞれのロボットはどのようにして自律制御を行っているのでしょうか。作製風景を見ると、どうやら空間上に取り付けられたカメラでそれぞれのロボットの位置を把握し、その情報をリアルタイムでロボットに送っているようです。

撮影する様子にもかなりのこだわりが見られますが、なんと彼らはこの映像を三日間で作り上げてしまったそうです。凄まじい集中力ですね。さて、彼らの研究の意義はどのような点にあるのでしょうか。それを理解するために、彼らが在籍している研究室の教授であるVijay kumar教授がTEDという講演会でプレゼンテーションをしている様子をご覧ください。

ペンシルバニア大学のVijay Kumar教授は、自律飛行ロボットの研究を行っています。講演でも語られていましたが、この研究は様々な可能性を秘めています。例えば、人間が入れないような場所での安全調査を行ったり、建築作業なども行えるようになると教授は語っています。さらに、ロボットにカメラを搭載して建物内を探査することで、自動的に地図を生成することもできるそうです。

さらに、一台ではなく複数のロボット制御(群制御)を目指していると教授は語っています。途中のスライドに数式が出てきましたが、要するにロボットが小型であればあるほど小回りが利くため、大きいロボットを一台操作するよりも、複数の小型ロボットを利用した方が柔軟に作業が行えるということです。現在は、カメラによるモーションキャプチャによってそれぞれのロボットの位置情報を把握し、間隔を調整しているそうですが、それにしても凄い精度です…。

五年後、十年後にはこのような自律型ロボットが私たちの生活において当たり前のものになっているかもしれません。動画の中で使われているクワッドローターは個人でも手に入れることができるので、興味がある方は是非ご自身でもこのようなロボットを作成してみてください!

エレクトロニカ上海でのRSブース

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去る3月某日、エレクトロニカショー上海は無事閉幕しましたRSブースは大変多くの方に来場頂き、私たちの出展物やデモに高い関心を持って頂きました。ご来場頂いた皆様には、この場を借りてお礼いたします。それではそれらの出展物を一つずつ振り返ってみましょう。

続きはこちらからお読みください

慕尼黑上海电子展回顾

DesignSpark PCB ver 5

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